喘息と痔

    コロナウイルスのところで両手、両足のゆびを揉みほぐして

 病に打ち勝つ体になると書いた。

 そんな指を揉むぐらいで病気が治るぐらいなら病院いらんと。

 お思いの方もおられると思う。

 私が最初に足揉みを習った先生がよく言っておられた言葉がある。

 「病気治しは病院で、体治しは自分で。」だった。

    確かに、病院は病気を。治してくださる。

 でも、生まれつき細い血管や体が弱いことまでは治してくれない。

    私の元夫はとても体の弱い人で、小学校も満足に行けず

 寝ていることが多かったという。

 両親がいないので、医師や看護婦は彼に直接「君は20歳を超えて

 生きることはないよ。」と告げたという。

 結婚してすぐ、夜中に咳をするようになった。

 咳が始まると止まらなかった。

 そこで、毎日、寝る前と夜中、起きる前に足揉みをした。
 
 半年ぐらいで、咳はなくなったし蚊に刺されても熱を出さなくなった。

 後で聞くと小児喘息だったという。

 そんな病気だと知っていたら、病院を勧めたのにと思ったけれど

 その時にはもう治っていた。

 それ以降も彼の足揉みはよくした。

 痔が悪いというので足を観ると小指が細くて曲がっていて足の

 外側部に長く大きなタコがあった。

 タコは足揉みをする上でとても厄介だ。

 その症状はそのタコのように硬くて頑固になかなか取れぬ。

 そこで、そのタコの上にお灸をする。本人が熱いというまでする。

 一度お灸をすると1週間ぐらいは熱いので、しばらくは足揉みだけをする。

 この時には タコによく効くというハト麦ポンというスナックのような

 ものも勧めていた。ヨクイニンとしてせんじ薬があるというが

 なにせ面倒なのでただ食べるだけのこれは良い。

 これは、治るのに半年も掛からなかった。

    ただ、痔は患部だけの病気ではなく その患部からは遠い口内から、

    胃腸全体の問題で、冷えもあった。

 この人は 2歳で保護されたという。

 それ故、彼の家の先祖祭りをしていなかった。腎経に問題があったのは

 そのせいだったのかもしれないと思っている。

 足心道の柴田観趾法に

 「足の小趾が細いのは 神仏に願を掛けてお礼を忘れたもの。

 祖先または自身が他人に迷惑を掛けたもの、人のためにならぬことを

 話すか聞いたり見たりして、悪いものを見たか。

 小趾の曲がれるものは親に孝心薄いか、そういう祖先があったか。」

 とある.小趾は将に腎経を見せてくれる。

 そして、先祖への感謝を忘れていることも。

    でも、一人暮らしの人や、若い方はお仏壇を家で祀るのは しんどいと思う。

 でも、せめて百均で過去帳を買ってきてちょっと祀ると腎にかかわる

 病気が好転しないかしらと思う。

 過去帳を祀るについては お仏壇と同じように お花、お灯明(蠟燭)

 、お線香、お茶、お水を供えると喜んでもらえるらしい。

 ご飯を炊いた時に、お供えをすると、私たちが何もしなくてもダイエット

 ができるらしい。

    腎にかかわるとは 骨の痛みや脊髄病、喘息,黄疸、不妊症、根気薄く

 足萎える、足の冷えるも悪しけれど、熱するものは油断すな、とりわけ

 偏平足なれば、運動過ぎて、肺を痛めるな。と足心道の本にある。

 また、腎経が悪いと不安を持ち、恐れたり、驚いたりしがちです。 
  
 お灸については、私は暦に忠実に生活しているので、土用と土曜日には

   お灸をしない。

   その時にお灸をしても 効かない気がしたことがあって、

 それ以来そうしている。

 足揉みの方法は世界中にたくさんあるらしい。

 私がしているのは 足心道という。タコのお灸は足心道ではないかも

 しれない。

 足揉みが良いのは 何時でも出来て無料であること。

 誰かの足を揉むと自分の手のツボを刺激するので、自分の体調も整う。

 徳を積むことで、自分と子どもの運気が上がる。

 色々とお得です。