見えない方に 好かれた時

例えばこんな風に それはやってきます。

何人かの小さなこどもを残して亡くなった方のお仏壇だった鏡台を私に下さるという。

何度も「要らない」と伝えたけれど、どうしても下さるという。

その日から三日間具合が悪くなり寝込んだ。

そんな時、姉から電話があった。彼女と話す中で

霊能者で有名だった宜保愛子さんの言葉を思い出した。

見えない方たちに対して、怖がってはいけない。興味本位も。

そして可哀想もいけないと。

これだと思った。わたしは可哀想と思う癖がある。

そこで、2歳半の息子を連れて近くの公園へ行った。

そこで、空に向かって、「言いすぎていたら、すみません。でも、

あなたがうちに来るのはおかしい。親戚でもないのに。 

確かにうちに来られたら、お経も上げるし、お祀りもする。

でも、違う。あなたのそばに、どなたかが迎えに来られてるでしょ。

その方と一緒に行くべきところにいってください。」

今から思えば、えらそうに言いすぎているかもしれなかった。

けれど、わたしも、助かりたい一心だった。

すると、向こうから息子が走ってきて、ぺこりと頭を下げて、

「承知いたしました。」といった。

もちろん、直後から元気になった。そして、鏡台も来ないことになった。

今は、こうしたことがあっても三日も寝込まない。

氏神さまか清荒神清澄寺、石切り劔矢神社、伊勢神宮のどこかへ

飛んでいく。御祈祷をお願いすることはめったにない。

ただただお参りをして帰ってくる。

もし、理由なく。病院に行っても何にも原因がないのに

体がすぐれない方は 上の四つの神社のどこかへお出かけあそばせ。